とある土木女子の日記

ブラック企業や日常のアレコレをつづる日記です。好きなものは旅と猫。

婚活クリーチャー3  ゆめお  出没&退治編

 

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目次(おさらい)

・何か壮大な勘違いをしているえなりみたいな医者(当時33歳・合コン)

理化学研究所のセクハラ&割り勘する鼻息の荒いカピバラ(当時38歳・婚活サイト)

・自称警察官だが修正テープを製造する工場の工員(当時37歳・婚活サイト

・話が全て自慢話の某外資コンサルティング社員(当時25歳・婚活サイト)

・大手企業社員のふりをしていた個人事業主(当時40歳・お見合いパーティー)←コレ

※既出クリーチャーは打ち消し線しときます☆

 

婚活シリーズもついに最後に。外国猿で懲りたので、真面目で実直な方にしようと当時は思ったみたい。下記が今回の主人公「SE 40歳」です。

前回のクリーチャーたちほど癖がないので、特徴と退治を一気に書きます。長いので時間があるときにどうぞ!

No.3:自称大手SE(当時40歳)

お見合いパーティで手渡されるプロフィールカードにはこう書いてあった。

職業:大手会社員(技術職・SE)

年収:800万~1000万

学歴:三重大学大学院卒

プロフィール仕事で婚期が遅れましたが、真剣に結婚相手を探しています。

身長:165cm

一言:仕事が忙しすぎて独身ですが、家庭を持ちたいとの思いでいっぱいです。

 

おっさんは好みではありませんが、お見合いパーティの中では「一番マシかな。。」という理由でずっと話していました。振り返れば、この時点で積んでた。

 

話し方が穏やかでこちらの話を聞いてくれるような感じがあるので、同じ会場に居た下記の人達よりも魅力的に思えたのです、その時は。

ちなみに会場にいたメンツの様子を。

・地方公務員(早稲田出身)38歳:知的アピールでドヤ顔をしてくる。

・医者(変な私立大学卒)36歳:お金持ってる、賢いアピール、育ちの良さアピール。

派遣社員(専門学校卒)32歳:学歴なくても工場で年収600万円ですアピール。

・会社員(その辺の大卒)30歳:真面目アピール。彼女と10年付き合ってたアピール。

 

今思えば、ゴミ箱の中でまだ使えるガラクタを探していたような感覚。

ほんと婚活市場はまともな女の人にはお勧めしません。

今まで普通に生活してても「彼氏ができない」「結婚の機会がない」「告白されたことがない」なら別だけど。

 

どんなにきれいごと言っても、99%の男は顔で選んでくる。

こんな(一般的には)性格のよろしくない私にさえ、やりたい一心・征服したい一心でご機嫌取りして、不要なのに寄ってくるから笑える。

お金目当ての乞食女とお金持ちのブサ男なら割とあるパターン。けど、乞食とはいえ美人は寄生先(ATM)を選べるので何もないブサイクにはいかないと思う。

 

女の人で、日常生活で全く男が寄らない場合は見た目が相当アレなので、どうしても男(結婚)が欲しいのであれば人工的な出会いに頼るしかない。

ちな、アレな同級生は若いうちにこのパターンで結婚してた。。出会いの話をしないと思ったら出会い系とか結婚相談所とかちらほらいた。

人工的な出会いなら「俺はこれで我慢しなくてはいけない」と変な意味で謙虚な男がいるので。本音ではみんな美人がいいが、美人の頭数は限られてる。

モテない男なんか、ちょっと優しくしてやって俺自慢でも聞いてあげたら、「価値観が合う、優しい」とすぐに落ちるわ木嶋香苗なんかいい例だ。

headlines.yahoo.co.jp

 

 

話それたが、お見合いパーティというやつは最後に気に入った人の番号を書いて、それが一致したらカップルとして一緒に帰るという習わしがある。お茶したりご飯食べに行ったり連絡交換するのね。

 

さて。今回の婚活クリーチャーは極めて人間より。嘘をつく動物もいるんだけど、前回のカメレオンや猿のようにこれといってアニマルにはならないので、夢見る起業家、略して「ゆめお」にしよう。

お見合いパーティの後に、近くのスタバにて連絡交換をして解散。その晩からゆめおのアピールが始まり、本性が暴かれる。以下ラインやりとりの概略。

※は経過や思ったこと。

 

ゆめお「たぬさんの事がもっと知りたいです。いろいろお話しましょう」

私「そうなんですね。私も聞いてみたいです」

※ひょっとしたらいい人なのかもしれない。他の男みたいに威張らないし。これはひょっとするかも??

 

ゆめお「技術職といってましたが何を?」

私「建設会社の設計照査と施工管理です。ゆめおさんは?」

ゆめお「女性では珍しいですね。僕は業務システムのプログラマーをしています。」

私「あぁ、プログラムの方なんですね」

ゆめお「はい。今はフリーですが、今年は株式会社化(法人化)を考えています。」

私「。。。」

※あれ?社員ではなさそう。企業内ベンチャーとかやる会社じゃないし、怪しいな。

 

私「今度法人化という事は、会社員ではないですよね?実はゆめおさんの会社、違う学部の後輩も勤めてるんで知ってるんですけど。」

※ここでゆめおのつぶらな瞳がパチパチしだす。怪しい

 

ゆめお「はい。今はフリーランスという立場になりますが、今年は株式会社化(法人化)を考えています。」

私「それだったら、職業:個人事業主ですよね?」

※ここで10日間ほど音信不通になる。これでいなくなると思ったがまたきたよ。

 

ゆめお「おはようございます!たぬさんのお仕事の調子はどうですか?」

私「ぼちぼちです。そういえば何でフリーになったんですか?」

ゆめお「僕は、企業とか成功に興味があって、あれこれチャレンジしたいと思ってふりーになりました。」

 

※うさんくさいので、放置することにした。3日後にまた俺通信が来た。

 

ゆめお「確かに立場上は個人事業主なんですが、毎日契約頂いている会社に出勤して、社員の方と同じように仕事をしています。ただ、報酬の受け取り方が個人事業主扱いというだけで、生活スタイルは全く会社員的なので、会社員と書いたのですよ(#^.^#)」

私「その理屈が通るのであれば、役割的な裁量で言えば私も経営者ってもいいんでしょうか?予算組めますし。休みも自分で決められますけど。」

 

※7日ぐらいあく。

 

ゆめお「私はたぬさんの気にさわることをしてしまったのですね、大変すみません。ただ、私は純粋に結婚相手をさがしたいだけなので、不快ならこれっきりにしましょうか?」

私「不快うんぬん以前にお前の言ってる事の筋が通らん。40過ぎて何やってきたんだよ。」

そして、定番の音信不通へ。最後に「もう連絡しません。」ってくるかなと思ったけど。

 

まとめ

今回はただの草食系嘘つきじいさんでした。

セクハラはなかったですが、会話の合間に「子供が欲しい!子供が欲しい!」を連打してきました。(`0Д0´)

これは。。ある意味言葉のセクハラ興味のない相手に「子作りしたい!子作りしたい!」と言われてるのと同意なんだし。

 

会社員じゃないだろ、個人事業主は。嘘ついてまで「子供子供!」ってほんとキモイ。

企業が調整弁として使ってる代替可能な安価な労働力でしょ。何嘘ついとんねん。

40過ぎて、きもすぎるんじゃ。

 

今までの人生ももてなかったから、女の子の言う言葉に耳を傾けるふりをしたり「素敵な自分」を取り繕っていただけなのね。

「会社員じゃなくね?」とか都合の悪い事言われたら「そういえば、結婚についてはどうお考えですか??」とか「子供は何人持ちたいですか?」とかひたすら家族の話にもっていった。

 

サル男が話をなんでも「彼女」にもってくのが、ゆめお40歳は「結婚相手と子供」になっただけ。

こうして、人工的な出会いにはろくな男がいねぇなと悟り婚活を卒業したのでした。

そんなんで結婚できても意味ないし、こんなのと居るぐらいなら一人の方がよっぽど快適。婚活シリーズ、ようやく最終まで完了しました!!

とっぴんぱらりのぷう。