現場で熱中症になった
今週は激務だったで久々の更新。土木ネタあるあるです。
昨日、現場にて熱中症デビューしました。
私のなった熱中症
仕事(現場の監督作業)の中盤から終わりに、だるい+頭痛い+のど乾くって感じでした。
事務所に向かう道中(運転中)で左手だけいきなり痙攣して動かなくなった。
右手は動くし、会社まで300mばかしなのでそこまで車で移動して駐車場にとめてポカリがあったので飲んでしばらく休んだ。
20分ほどで痙攣が収まって動けるように。
自分はけっこう頑丈なので気にしてなかったが、熱中症って怖い( ゚Д゚)
現場と熱中症
監督の仕事のうちには「作業員の安全管理」も含まれている。労働災害で怪我とかあっては大変なので(仕事としても精神的にも)監視しないといけない。
なので、作業員の様子は注意して観察している。
朝礼でも気温も高くなってきたんで、作業員には「体調管理・熱中症を気にせよ」ということで水分補給とか休憩とか周知させてる。
しかし、自分に対してはたかをくくっていた。「私、わりと頑丈だし」という事もあって、気温が高って皆が熱中症やばいという時でも大丈夫だと思ってた。
乗り物酔いもないし、昼休憩昼ご飯なしの現場なんて慣れっこだし(`・ω・´)キリッ
私が熱中症をなめていた理由
- 監督だと、別に作業しないし動かないから。
品質管理・出来形管理・作業状況の写真どり+クレーマーの相手(住宅街はどこやっても何人かいる)+交通規制の確認+役所が来た時の応対ぐらい。
- 真夏の現場でも大丈夫だった
今まで平気なんだから大丈夫だろうという余裕っすね。
現場作業員の人らの危機管理
作業員の人らは、今回だと掘削とアスファルト舗設だから常に動くし高温の材料の近くだから身体の水分がとんでいく。分かってるのでもともと水筒やら2Lのペットボトル、ウォーターサーバーの水入ってる部分だけのやつを持参して作業の合間に飲んでいる。
「こいつらギャンブルと車と女とエロの話しかしねぇな」と馬鹿にしていたが、体調管理とかよく見てるときっちりしてる。何度も同じことを説明させられる事が多いので学歴以前に本当に馬鹿だと思ってた。今まで下に見てごめんね(´・ω・`)
作業員の実態
熱中症の話とかもだけど、現場の病気や怪我のことは正式名称知らなかったりはするけどどういう状態が自分の身体にとって危険かは分かってる模様。よくも悪くも動物的なんだろうなと思う。
作業内容も一度でわかるかなと思いきや3,4回話さないといけないから、いろんな面でアレだと思ってたけど。
そのわりに自分らの作業(仕事)の障害が発生すると、原因を私だとみなして怒りまくることもある。住民が施工したてのところに車を出してくるとか。事前に施工日を告知しても無視する人なんて一定の割合でいるから毎回怒るのも私は疲れたよ。
一方で、私がしんどそうだと気を使ってポカリやら水やら買ってきてくれるので優しい人が多い。悪人はそういないんだけど、幼稚園児に対してものを話しているような気分になることが多い。会社の規模の問題なのか下請けの質なのか、業界自体がやはりアレなのか。そういう面もあったので、都市土木の小さい仕事はもういいかと思ってる。