とある土木女子の日記

土木業界にて働くアラサー女の日記です。

長生きしなくちゃいけないの?

f:id:dobokutanuki:20170624194648j:plain

34歳小林麻央さん訃報のニュースに思う。

私の祖母も、彼女と同じ34歳で亡くなった、しかもほぼ同じ状況だった。

子供たち、といっても私の実母は当時7歳、でその弟(私からすると叔父)が2歳の頃の事。違ったのは、祖父が改心していない海老蔵みたいな人だったことと、死因が脳卒中だったため一気に死んでしまったことぐらい。

 

死についての考え方

家族の話は長くなるので割愛するが、人間も生き物なので寿命というものがある。

特に遺伝的にそういう要素があれば早死にするのも不思議ではないし、献身的な美人というのは寿命が短い人が多い気はする。

医学の進歩で、昔だったら即死のような状況の人も生命維持という点では可能かもしれないが、自分だったら一思いにやってくれと思うパターンが結構あるように思う。

スイス、オランダなど安楽死が合法の国もあるので、その辺は国の価値観や姿勢によるのだろう。

 

マジョリティな命至上主義

命至上主義である現在の日本だと「どんな姿であっても生きていてくれさえすれば。。。!!」という意見がマジョリティになってるのが、私は違和感がある。

武家出身の人間であればあるあるだが、他人様に迷惑かけてまで生きながらえるは恥なりという矜持があるのだ。

闘病生活をやたらもちあげたり、不妊治療、障害の育児、介護をことさら美談のように持ち上げる。

それに賛同しない奴は「心が冷たい」「異常だ」とされることだろう。

 

しかし、不妊治療で苦労したり、障害児で苦労したりする話だって、いま現在では美談になってるけど、最近の話に過ぎない。なので長生きに固執する価値観というのがなんだかなと思ってしまう。

ほんの数十年前だったら妊娠しない女は「石女」として「返品」されるし、少しでも異常な新生児だったらお産婆がきゅっと〆て処分したりが日常だったのだから。

 

こういった戦争時や戦前のように駒として使うのが当たり前、女は子供を産む存在しか意義がないみたいな扱いは駄目だと思うけど。

「命」は大事に違いないが、限度というものがあると思う。

自然の流れとして「駄目だった」ものを無理になんとかしようとするのは違う。

 

34歳での訃報に、34歳が思う事

個人的には34歳で死ぬのは早いと思うけど、死んだ当人が人生やり切ったらいいんじゃないのかなと思う。

当事者の家族までは、もっと生きててほしいとか思うのはわからんでもないけど、関係もない第三者が「残念」「もっと生きててほしかった」とかいうのは違和感がある。

さらに「残念」「もっと生きててほしい」という考え方を押し付けられる、同調圧力をかけられるのは違うんじゃないか。

 

長く生きる事が大事とかではなくて、どう生きるかだと思うんだけど。

私の場合は、34歳で祖母が死んでるわけだけど嫁いだ先で祖父に横柄な振る舞いをされたまま死んだので心残りがあるんじゃないかなとは思ってる。

小林麻央さんの場合は、他の何十年と生きてきた家族とは違うけど幸せだったと思われるのでいいのではないかね。

「量より質」という考えでいけば、長生きというのは最適解ではないなと思います。