ワカサギ釣り(準備編)
釣りマニアの連れがどうしてもというので、やる気10%だがワカサギという魚類を釣りに出かけた。朝ちらっとでも雪が降ってたのに_:(´ཀ`」 ∠):_
わりとやりたくない気が80%だったが、やってみたらすごく楽しかった!意外にアウトドアはどМな活動に見えて発見が多い。
いつもだったら、「寒いからヤダ」と断るところだが、「ワカサギ」というネーミングなので氷の上で釣る冬ならではのつりを妄想してたのでOKしたのだ。
ワカサギ釣り、その実態
有名なのは北海道の湖で氷に穴をあけてつるやつだ。
さすがに私は本土の人間なので旅行だな、六花亭のバターサンド食べようっと、と思ってたら、「17日の日曜にボート予約したから早朝には起きててね」とのこと。
ふぁっ??北海道じゃないのん?
まぁいいや。迎えに来るのなら待つぞという事で当日を迎えた。
。。。ワカサギって北海道とか来ただけじゃなくて南は九州の熊本までいるらしいです。ちなみに天ぷらや南蛮漬けにするとおいしい小魚ですよ(`・ω・´)キリッ
とある湖に到着
日本には人口の湖がダムを造る過程で数十か所あるようだが、そのひとつ。テレビの釣番組の名所へ行ってきましたよ。
釣りを売りにしてる湖には、釣り小屋みたいなボートを貸し出すお店みたいのが点在しているらしい。〇〇亭とか〇〇屋とかそんな感じの名前で。
よほど暇なスポットであれば予約も何もないが、ある程度のメッカであれば事前に電話してボートを押さえておくのが手堅い。
意外に土日祝のボートの9割は予約で埋まるらしい。
到着したら釣り小屋にまず行く
車で山道を走り、どんどん田舎に進んでるなぁと思ってるうちに到着。
マニアは開始と同時の6時半につきたがっていたようだが「眠いから嫌だよ」という空気を読んだのか到着は朝7時半過ぎに。開始同時なら真夜中に家でなあかん。
何で魚類の為に早起きしなかんのよ!!というのが出てたのでしょう。
到着したらすぐ乗船できるわけではありませんでした。
最初にボートの予約を入れた小屋に行き、金を支払います。前払い制みたいね。
さびれた小屋に懐かしのストーブがテーブルの個数分あってノスタルジーな感じ。安定のダサ目なおせっかいなおばちゃんもいますね。
食事メニューもやる気がない感じなのがまたいい。カレーライス500円とか、十中八九レトルトを野菜と肉入れて作って家庭的な器で出してくるよ。昼に食べたら、味は普通。
やはりここでも安全第一なのか救命ベストを貸し出されます。あと、ボートにじかで座ると尻が痛い&寒いというのを防止するクッション材(ざぶんとんにする)も。
そこで、釣り用の仕掛けや餌(今回は赤虫という名のうじ虫)を買って、装備を整えたところでボートへ乗り込む。
料金はボートが一日貸し出しで2500円とかだった。エサ台とかいろいろ合わせてもカップルで一万円あれば一日は遊べるなという安上がりなデートにはなる。
※ちなみに湖上ではトイレなんてないので心の準備が必要。陸まで戻るのも手間なので。
必要な装備について
雪山にスノーボードしにいくのと同等の装備が必要です!!私は現場仕様でいったのだけど寒さに耐えかねて午前中で帰ろうかと思った。
自分来ていた装備は、こんな感じでちょっと甘かった。
上:ヒートテック+裏起毛シャツ+ダウンベスト+ジャンパー(ユニクロダウン)の4着
下:ヒートテック+シャカシャカパンツの2着
足元:靴下+ムートンブーツ
頭とか:ネックウォーマー(ヒートテック+普通の)、ニット帽
手:指先が空いた手袋(餌つけたり針を取るのに素手の方が便利)
身体が頑丈な人はともかく、湖の上では気温が3℃前後でかつ風も吹くので冷蔵庫の中よりややシビアな環境と考えるべきなのだ。
途中で貼るカイロを4か所付けたがそれでも無理だと思ったぐらい寒いね。
餌を準備してスタンバイする
釣りの餌は疑似でもいいが、結局は生の虫になった。赤虫という名のうじ虫だ。
うじ虫は一般の人はあまり知らないかもしれないが、蚊の幼虫である。うねうね動いてかなりのキモさを出してくる。
これを釣り針にさして準備完了なのだが、ブッさすと変な汁が出るしなかなか綺麗に刺さらない。
釣りには短気な人はあまり向かないんじゃないかということがちょくちょく起きる。