とある土木女子の日記

ブラック企業や日常のアレコレをつづる日記です。好きなものは旅と猫。

ワカサギ釣り(実践編)

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初心者がワカサギを釣ってみたらこうなった。実践編です。 

 

用意が出来たら出発&乗船

最近は竿や釣り糸、餌とずべてレンタルで手ぶらで来る人も多い。

しかし、今回はマニアが居るので買うのは餌のみ(赤ムシ)。300円で1ケースなのだが、針をつけやすいように大根の切ったやつがついてくる。

釣竿、仕掛け針、餌、バケツ、昼ご飯、飲み物、タオル、貴重品をもっていざボートへ。

 

※仕掛け針は、ワカサギの場合は決まっていて極細の5連ついてるやつだった。ちなみに針を外すのは手でやる人も居るけど、マニアが「ワカサギ外し器」という文明の利器を持っていたので魚類に頻繁にタッチすることはない。どんな便利な道具化はググるとたくさん出てきますよ。

 

雪でもボートを出す、そして最初のポイントへ

早朝に着いたのだが、空は晴れてるのに雪がちらついていた。しかし、ボートは8割がた出向して水面に浮かんでいたよ。

自分らも指定された乗り場で乗る。今回は手漕ぎのボートにしたけど、エンジン搭載のボートもある。エレキっていうらしい。

男同士、カップル、家族連れ、女子同士、の順ぐらいで人が乗ってた。釣りするのは爺さんだけではなかったのね。

※あまりに吹雪とか豪雨だと安全の為、閉鎖するらしいのだけどそこまでではなかったらしい。

 

マニアは釣り小屋のおばちゃんがたいそう気に入ったらしく、「ここが釣れるYO!」といううさんくさいおばちゃんの予言を信用して向かっていった。

沖に出て釣り針を垂らすこと、1時間。。マニアも私も、1匹もつれない。私的には、他の舟が全然いないしここはしけてるんではねぇの?

張り切っていたし、キモイ虫を全部つけてくれたので黙っていたが。が、さすがに一時間何もつれないのはワカサギ釣りではありえないらしく次のポイントへ漕ぎ出すことに。

 

 

次のポイントでは、気合を入れる

他の人がいるとこなら釣れんじゃない?ということで、重りを外して漕いで移動する。

もういいかなぁというところで、再度重りを落としてボートを固定

 

 時間もたっているので、餌を交換しよう!ということで餌の虫を付け替える。

赤ムシって名称通り、真っ赤なうじ虫なのだけど時間がたつと赤黒くなって黒くなる。釣り針が金に見えるから赤うじ虫なんだけど、ルビーっぽくて綺麗に見えたり。。

ワカサギたちにはピチピチの赤ムシはごちそうにみえて、赤黒いのは腐った飯にみえるのでしょう。

 

ちなみに針に赤ムシ(うじ虫)を一匹ずつ刺してくので虫の汁が飛ぶことは避けられません。極度の潔癖症にはきつい世界です。私は大丈夫でした。

午前中にはマニアにやってもらってばかりでしたが、だんだん見慣れるといけます。

赤ムシから出る汁(血液)は魚的には美味しいエキスとして映る模様。

汁ついても、水面でじゃぶじゃぶ洗えばいいし。

 

午前中の結果!

2人で釣り糸を垂らして待つこと10分ほど。。ついに!マニアのほうで竿先がピクピク動きガシガシとリールを巻くと。。。。

1匹目ゲット!!3から4cmの小さ目な奴でしたが、ピチピチしてました。そしてまつこと5分、また連れたのはマニア。このような感じで、相方が5回ぐらいヒットがある中、私は何もなく。。

 

諦めかけた30分後ぐらい(たぶん)、ついに私の竿先も変な動きをしたので、クリクリとリールを巻いて吊り上げてみたら。。。

7から8cmのやつが二匹連れてました(っ*´∀`*)っ

これはかなーり嬉しかった(っ*´∀`*)っ

テンションが上がり過ぎたので、魚類なんて嫌いなのに写真を大量にとってしまいドヤ顔がすごかったです。

 

その後は、竿を水面に入れて水底に到達するまでの間にワカサギが食いついたのか動いたので、ピシッと上にあげてからリールを巻き巻き。一匹かかってた!

ちなみにこの現象はマニアの方も一緒で、最初のキャッキャはあったがその後は無言で釣ってはいけすに入れ、再投下。釣っていけすに入れ、のループ。

入れ食いというのはすごいなと思いました。

そんなこんなで午前中の釣果(釣った数)は、2人合わせて40匹ほど。マニアは一度に三匹ワカサギ釣ったりしてたわ。私はダブルどまりでしたね。

 

そして事件は起こる(針が身体などに引っかかる&吹雪)

①吹雪襲来

入れ食いフィーバーはたぶん1時間ほどで終わり、ふと冷えを感じた。見上げると空が暗くなっていて、去ったはずの雪雲がカムバック!そして吹雪く!

あられみたいな感じから雹みたいになったり、最終的には吹雪いていた。

寒すぎてやる気が消える。エサがなくなるまでは釣りを続けてすぐに寄港しましたよ。

そして釣り小屋で、カレーを頼む。

 

②釣り針で負傷する

餌を交換してる間&魚を釣り上げていけすにいれる間に、手に刺さる!

私は3回ぐらいやった。針が刺さるって痛そうだけど、皮膚の表面だけだとそう痛くもなかった。ささくれがちょっとむけた?ぐらいの痛み。

それでも、マニアのニット帽にひっかかったときは針の返しが繊維に刺さってたので帽子をカット。

釣りに出る時ははさみが必需品です。この理由は後で判明しまっす。

 

ブルーギル外来種)は殺処分。。。

ワカサギは釣れるのですが、一緒にほかの魚、いわゆる外来種の魚を釣った場合。

殺さないといけないんですね(´;ω;`)条例で決まってるとかで。。

生命力が強すぎて、国産のワカサギは全部食べられてしまったり生態系を壊しちゃうので。。。なので釣れた外来種は全てあの世に送りました。死骸は鳥の餌になります。

※殺す際、えらをはさみで抉ると早いのです。エサを丸呑みした場合は頭ごと切り落としたり顔ごと切って釣り針とブルーギルをばらします。

食べもしない魚を殺すのは心が痛みます。。外来種の駆除については元々は人間が悪いんだけどなって思いもあるので複雑ですね。。

 

釣りで必要な事

道具もそうなんですが、針を外すときに怖いとか外来種釣った場合の対応とかあるので経験による慣れor手練れの相方が必要です。

ワカサギ外し器で、20匹中19匹ぐらいはするっと魚にさわることなく針を抜きいけすに入れれますが(はさんでいけすに落とすような感じになる)、生き物なので針に食いつくのではなく餌と針まるごと飲む場合もあって。。

外し機にかけたらミンチになりそう。。なので手で外します。いけすに頭の潰れた魚がいるのは気が滅入りそう。

 

また、外来種が連れた場合、地域によってはリリースが駄目で殺すことを強いてる所もあります。はさみとは指定されてないですが。

そうした事態があっても、うじうじと迷わない人は釣りを楽しめるのかなと

 

単純に釣り上げるまでのスリルだとか、生き物相手のゲームだとかが楽しいという趣味ではないかな。。

 

自分にとって釣りに出かけて良かった事

自然の中で時間を気にせず、ゆったりできて元気になります。ブラック勤務時代は一日釣りなんて無理でしたもの。あと、苦手なものに対面するので度胸はつくかも。。。

日常では、スーパーで買った魚や肉に「死体」という意識はありませんが、リアルな魚を釣って家で料理した場合に「生き物を食べている」というありがたみは湧きます。

 

まぁ魚だから痛覚がないのでいいだろ、とも思いますけど。脳みその大きさや比率でいえば哺乳類とかの100分の一とからしいんで。。

さすがに息絶える時を見てると(いけすのなかで釣られた時にえらがやられて酸欠になって裏返って浮いてくる) 命の危機ぐらいはこいつら分かるんじゃないかと。

刺さりがちょっとだと外れると元気に泳いでるのだけど。。跳ねてたりするし。

生き物の殺生に関わる事って普段はないので、日常の悩みは小さなことに思えました。