とある土木女子の日記

ブラック企業や日常のアレコレをつづる日記です。好きなものは旅と猫。

猪鍋

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いのししの肉を食べた

猪鍋を食べるために北国へ来たのだが、以前にもいのししに限らずジビエは食べたことある。ただ猪は初めてなので期待大だった。1枚目は猪鍋。

※今回の猪鍋に関しては、動物好きな人には衝撃のある写真が含まれてます。残酷と言うほどではないですが、狩られた後に保管してる状況が出てきますのであしからず。

 

ちなみに猪鍋は別名ぼたん鍋と言って、日本各地で食べれます。捕れたてを食べたいとなると山に近い店(田舎の方だと民宿も兼ねてる事が多い)を予約するのが固い。

私も友達から聞いたとかなので、ぐるナビやネットに載ってるところはまだまだ少ないと思う。興味を持ったら、食い意地の張ってる知り合いに聞くと確実です。

 

グルメすきにはたまらないジビエ

食い意地が張ってない人は知らないかもだが、ジビエと言う料理がある。

元は、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉からきてるが、山で捕れる鹿や猪や熊などを食べるアレです。ワインによく合う。

ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきたらしい。

ちなみに日本だと、11月中旬から2月中旬まで狩猟が解禁となり、ジビエのシーズンなのだ。 

 

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焼肉にするとこんな感じ(焼き中→提供時)

野生動物なのと、獣臭さがあるので鍋でも肉は最初に焼くのだが、別に焼肉も頼んだらこんな感じでやいてくれた。

ちなみに店長は二代目だったが、若いころは洋食のシェフだったそうだ。まぁジビエは発祥フランスだしいいのかもね。 

肝心の味ですが、一言でまとめるとこんな感じでした。

猪鍋:豚肉と牛肉のあいだな味。見た目は牛肉より、味は豚よりでした。

猪焼肉:油ギッシュで香ばしい牛肉。豚肉寄りではない。米に合う。

鹿焼肉:地味な味、風味は薄いけどレバーっぽい。

 

市場に出回ってる養豚や牛と違って、野性味あふれるテイストなので好き嫌いは別れそう。

ちなみにお昼に食べましたが、腹持ちがすごくよく夕飯も食べれなくなるぐらいパンチがあります。ダイレクトに「他の生物の命を食らう」といったところでしょうか。

 

 

 

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狩猟した獲物保管状況

一番右がメスで、後の角が生えてるのはみんなオスだそうだ。内臓を破裂させないように(打つ場所が悪いと肉が相当臭くなるらしい)だいたいこの位置に銃創がある。

ちょっと触ってみたが、毛並みは生きてる時と同じふわふわ(生きてるのは広島の宮島でうろうろしてるのを触ってた)でした。

顔を見ると悲しくなりますが、狩られた時点でもう人間の食糧になってしまうからね。。。

実際に彼らの肉というのを実物で見て実感します、肉は大事に食べようと思いました。

 

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なぜか池があった。

観光客用なのか、このスペースを狩った獲物のために使うのか謎ですが、魚も住んでる池がありました。

こうしてみると、雪国の人と言うのはすごい所に住んでますね。