とある土木女子の日記

ブラック企業や日常のアレコレをつづる日記です。好きなものは旅と猫。

ブラック土建屋からグレーなゼネコンへ

そして現在

 

ざっくり過去話を書いたので現在の話へ。

ブラック企業は苛酷だが責任の大きい仕事をこなす勤務のため、次のように分化していたように思う。

①仕事が出来るようになる。見切りをつけて転職(ヘッドハンティング含む)。

②精神的に追い詰められてうつ病orパニック障害発症→養ってもらうor生活保護

③日々の仕事はこなすが飼い殺しにされる→現代の奴隷。

 

私の場合

 

運よく①のコースに乗った私はグレー企業へ入社した。大手もそれなりに引きはあったが、ブラック時代に貯金を使い果たし実家にも頼れず、条件を一番飲んでくれた会社に決めたのだった。

尚、①:②:③=1:7:2という感じ。ブラックの中のブラックなので、一年中大量採用してるから奴隷は調達できると思っており反省の色なし。

 

同期の場合

真面目で責任感が強かった人だったので、ブラック企業に転職した一か月後に転居した。にも関わらず仕事の責任と給料のアンマッチ、パワハラに心を病み退社。現在は生活保護を受けているらしい。私とは疎遠に。

 

土木業界の意外な所

一般的に土木の世界は中卒とヤンキーと犯罪者だらけだと思われているようだが、実に多様な階層から人が来てます。

 

土木建築界の住人であればご存知と思うが、作業着を着て同じ仕事をしているようにみえるが、かなりの学歴・階級社会。

指揮を取る所長、監督クラスはそれなりの会社であれば大卒。大手ゼネコンなら旧帝も不通に居るよ。

ブラック企業だと社長一族以外はみな替えのきく奴隷という扱いだが、グレーだと会社の役に立ちそうな社員は丁重に扱われる。公共工事だと技術者の経歴も申告する場合があるので、出自のよい人間は酷い目に以外に合わない。

ホワイトだと平等社会なんだろうなー。変なの入れないのもあるけど。

 

グレー企業での身分制度

 

いまのグレー会社も自分には優しいので「ブラックで修業したけどいいとこここれて幸せ(^^♪」って思っていたが、まぁ資本主義の世界だからね。。と思うような事が周りでは起きていた。

新卒の技術職はみな男子(22)から(24)で固めていたが、そこでも選別としごきがおこなわれていた。

なんと、その内たった一人ではあるが失踪してしまったのだ(深谷くん)。

また、同じ部署の仲井さん(49)もなかなかの扱いを受けていたことが発覚。

 

芸能界じゃないけど、ある程度自分の意見をいえて仕事の成果もあげれるよってタイプでないとややヘビーな扱いをされるグレー企業と判明したのは入社二週間後のことでした。

 

※人物名は流石に仮名です。