婚活クリーチャー1 テープ男
婚活クリーチャー その1 職業詐称+α
ありえないカピバラの話を書いてて、婚活男シリーズを思い出した。
長いので、興味のある人は読んでみてくだされ。
前の記事「私が婚活から足を洗った理由」の最後にあげたのをベースに、記憶の鮮明なクリーチャーから連載してみます☆
目次
・何か壮大な勘違いをしているえなりみたいな医者(当時33歳・合コン)
・理化学研究所のセクハラ&割り勘する鼻息の荒いカピバラ(当時38歳・婚活サイト)
・自称警察官だが修正テープを製造する工場の工員(当時37歳・婚活サイト)←コレ!!
・話が全て自慢話の某外資系コンサルティング社員(当時24歳・婚活サイト)
・大手企業社員のふりをしていた個人事業主(当時40歳・お見合いパーティー)
※うっかりかいちゃったのは打ち消し線しときます☆
No.1:修正テープを製造する男(当時37歳)
ネット上でやりとりをしている段階で彼のプロフィールにはこう書いてあった。
職業:公務員
年収:600万~800万
プロフィール:市民の治安を守るため、警察官として正義を追及しています。仕事 が忙しく、婚期を逃しそうなので登録しました。
写真:マッチョで鍛えてそうな私服姿、ぎりぎりイケメン
やりとりをしていると、かなり田舎に住んでいることが判明。
田舎の交番か何かかな、それなら出会いもなさそうだし様子を見るか、そう思った。
定型通り、料理はできるか、子供は好きか、仕事と両立してくれるかなどの確認をしてきたのでそれなりに答えた。
でも彼の住んでいる田舎まで会いに行きたいとはどうも思えなかった。そんなとき、用事があるので私が住む都会まで出てくるので会いたいという。まんざらでもないのでランチの約束をした。
当日。パッと見て「あぁ、5年ぐらい前の写真を使ったんだな」とは思ったが、店も予約してたし帰るのも大人げないと思い、彼の人となりを観察してみることにした。
ランチのイタリアンは美味しかったので割り勘でもこれてよかったな。
で、最初に私の事情徴収が終わり、私が聞くターンになった(`・ω・´)キリッ
私「住んでる所が〇〇ですけど、交番では何をするんですか?」
自称警察官「あ、あれね。登録は公務員だけど実は工場で働いてるんだ。」
私「!!何で警察官にしたんですか?会社員って選択できたけど(´・ω・`)・・・」
自称警察官「最初から工場とか〇〇在住にしてたら検索の段階で弾かれちゃうでしょう。こんなところ(婚活サイト)、女は職歴とスペックで判断するんだから、頭を使わなくちゃ!会ってもらえなきゃ土俵にも立てないし」
私 「そうですね、婚活って条件に傾きますし。せっかく会えたご縁もあるので、いろいろ教えてください!」
※心の中:( ゚∀゚)アハハ、これは地雷ってやつか。よし、ネタにしよう。
自称警察官「正社員で働いてたら一緒ですよね、優しい方に出会えてよかったす♡」
私「仕事はどんな感じですか?」
自称警察官「修正テープを作るだけの普通に人が働いてたら単調な仕事だが、俺は工夫をして3交替がほぼなくなるような仕組を作ってリーダーなんだ(ドヤ)。」
「工場って言っても土日祝は休めるし俺は替えの効かない存在だからね(ドヤ)」
私「じゃ何か役職についてるんですね?どこをどう変えたんですか?」
自称警察官「んんー。外部の人には説明できないんだよね。守秘義務があるからさ(ドヤ)それに小さな工場だから役職ってのは工場長ぐらいしかいないんだよ。」
※心の中:( ・ω・ )(´・ω・ )(´;ω; )(´;д; )ふぇぇ…、早く解放されたいお。。
せめて年収だけは本当なのかなと思って聞いてみた。
私「会社に貢献してみえるからお給料はいいんですね、流石ですぅーヾ(⌒▽⌒)ゞ」
自称警察官「あー。あれも婚活サイトの女って年収500万円以下はゴミ扱いするでしょ?警察官と同じで登録だけ。」
「いまのご時世さ、400万円どころか350万円でも残業ない業界なら到底稼げないのに、女って現実分かってないよな。まぁ俺はみんな実家暮らしの中で、田舎の中でも一人ぐらしできるから勝ち組なんだけど(ドヤ)」
こんな感じで、2時間かけて職業詐称ジジイの話を聞かされる。内容はまとめるとこんな感じね。
・自分は専門学校卒で田舎の工場勤めだけど素晴らしいんだという話
・自炊と節約がいかに得意か、いかに効率的に健康的な生活を送っているかって話
「家に電子レンジを置いていない」事を得意げに言っていた。※電磁波が心配なんだって。
・今の政治が悪いため若い世代が割を食ってしんどいとの政治に詳しい俺アピール
・天皇や日本独自の文化を大事にして韓国人なんか追い出すべしというヘイトスピーチ
※こんな嘘つき男の話を聞くぐらいなら、漫画喫茶でキングダムでも読みたかったお。
結論
最初から嘘が出る奴はやばいぞ。数年前の写真でもアウトだけど、職業詐称はね。
しかもヘイトスピーチもあったし。※韓国をののしってたお( ・ω・ )
嘘つきのこんこんちきに話す資格はないんだお。
修正テープのついた嘘項目
①職業(警察官→修正テープの工場のライン工)
②年収(600万→300万前後 ※発言から推測)
③居住地(都心→人口数万人の田舎)
④容姿(写真は黒髪だったが、実際は半分白髪)
というか婚活サイトにまともな男はほぼいないと思った方がよさそうな予感がした。
こいつにひとこと言ってやるならば。。。
「修正テープと一緒に、お前が修正されて来い!!」
ってところですかね。さっそく女子会(東京たられば娘でいうところの第4出動)で数少ない友達が言ってくれました。
※2時間ほど、嘘つき修正テープ(カメレオンとする)の話を聞かされたが、テーブルの上から手を触ろうとしてきたので、そこから30分ほど私のクリーチャー退治が始まる。それはまたいつか。
クリーチャー第一弾はこんな感じでした。とっぴんぱりのぷう。