田舎の呪い3:培われた結婚観
田舎の呪いシリーズ最終章です。
既に読んでる人も居るので、しつこいようですが初見用です。
※しかし男性受けは圧倒的に悪かろう内容に、読まれてるってのはありがいたいっす(`・ω・´)キリッ
☆まとめ☆
田舎の呪い1:村八分になった話
田舎の呪い2:性犯罪によくあって男性不信な話
田舎の呪い3:培われた結婚観←今ここ!!
恋愛と結婚の優先順位が一般と違う
「アラサー女性」のカテゴリーだと、書かれるテーマの半分は「結婚・妊娠・子育て・家事」のどれか。
一般的に女の人にとって、恋愛と結婚が優先順位No.1なようだけど、結婚や家族が最重要にこない。
私の場合は、実家の家庭環境+過去からの男性不信もあるし、自分が褒められる方が好きだから仕事の方が断然優先順位が上。
まさか30半ばで理想通りの彼氏ができたのは嬉しいけど、仕事が手につかない放り出す程にはならんしなぁ。
学生の時か派遣やってた時か、人生がうまくいってない一瞬ぐらいじゃないかな、恋愛ごときの優先度合いが高かったのって。
「今度やるシールド萌える、楽しみ!」「やっぱ次は橋行きたいわ、橋!」とか「キングダム新刊出るってよ」とかでニヤニヤしてる率のが高い。
オタクのようでやや肩身が狭いが、そうなんだから仕方がない。絵がかけたりコスプレイヤーではないのでゆるおたというとこだけど。
※本格的なオタクになるには、絵がうまいとか衣装作りがうまいとか才能が必要だと思う。
なので、優先順位的に、一が仕事、二が趣味、三が恋愛や結婚かな。
結婚に否定的な理由
日本の結婚システムを見ると、昔の家父長制度のままだからというのもある。
その家父長制度は、時代遅れな主従関係でムカつくから。
制度的に、「自分が好きな人との結婚でなければ拷問のような制度」で嫁いだら自分が損しかしないようになってるのよね。名前が変わるのがまずかなり嫌だ(`・ω・´)キリッ
※婿養子っててもあるけど、一般的じゃないのよね。私庶民だし。
あとは、とにかく尽くすことを強要してくるんでね。
友達夫婦を見聞きしても、「お前は江戸時代の殿様か?」って勘違いした旦那が多い。
共働きさせようとかしてくるくせに、俺を尊敬してほしいだの・たててほしいだの言っててありえんのだけど。
私に寄ってきた男の9割ぐらい「素敵な俺を誉めろ」系だったので、正式に法律で縛られたらもっとやばいのだろうなと恐怖だわね。
しかも旦那と言っても、私がスルーした途端、友達にいったぐらい軽薄だったりする。だから、社会人になっても男性不信が追加された。
奥さん(こっちも学生からの連れ)のほうもうっすら旦那が私に粉かけてきたの気づいてるから、「結婚できたのは私だから上!」ってアピールしてくるから人間不信にもなるわ。
興味がないガリガリ眼鏡にはぁはぁ寄ってこられても、セクハラか強制猥褻なんだけど。
家父長制度
一言でいえば、「男は仕事、女は家で家族を支える」ってやつが素晴らしいとする制度の事。家族のトップは父親であとは従属する存在ってシステム。
このシステムに対して、私の幼馴染や医者妻はうまく染まり切っている。
それなりにプライドと責任張ってきた側からすると「はぁ?」みたいな考えしかないんよね。30年以上生きてて何しとったんやろ。
そもそも「主人主人」って言い方自体が、犬と飼い主じゃあるまいし、ないわ。
女性も自立して自分自身で承認欲求を満たしたほうが人生楽しいと思うけど。
ところがだ。医者妻・キラキラ家族推しの女は、家父長制・男尊女卑の極でも、その大した根拠もなく「男をたてる」システムを異常だと思ってないのだ。
それどころか、そんな素敵な旦那様の所有物であることに喜びを見出してる。
そういうのが、ひたすらきもいなと思った。そのひたすらきもい価値観は前に書いてみたよ。長くなったんで興味ある方はそうぞー。
ま、医者妻サイドとは違う価値観だもんで
そもそも物心ついた時期から、「こいつら見た目が可愛くて自分より弱そうだったらすり寄ってくるんだな」と見ていた。
もちろん男がそんなスネ夫野郎や強制猥褻犯ばかりではないは承知してる。
自分にもまっとうな男性と結婚する機会もあったけど、人生的に「今じゃない」と思えば独身でいる方を選ぶし、相手が離れてくこともあったからね。
国家資格とか苗字変える手続きとかいろいろあって手間だし。結婚ごときある程度仕事でやりきってからでいいと思う。
これは理想に近い人が彼氏でいて結婚話が出ても、そうなのだから元からの性格みたいだ。
一言で言えば、男に媚びて愛される努力をするより、自分に投資した方が確実だし数倍幸せになれそうな気がするので結婚に固執する理由がないのだ。
なんかモテテクで、獲物であることをよそおうために「私は仕事や趣味が充実してる」アピールをしろというマニュアルがあるらしいのでそれと同じにされるといらつくわ。
自分の今後
村八分になった時と似たようなことを言っても、大学院や今の職場では別に村八分にならなかった。
あ、総務の同い年の事務員に嫌な顔されてその上にチクられたことあったけど。
正社員で働きながら育児をしてるのを誉めてって感じで誉めないと話が長くなりそうだったからこう答えた。
「私はモノ造る側がいいんで家庭との両立前提で仕事とか無理っすね(`・ω・´)キリッ」
あんたとは生活のスタンスが違うぜってニュアンスをほんのりこめて返答しただけなんだけど。
※ある程度の教育や常識わきまえた世界だと自分の夫・彼氏自慢はないので自分の話が多いから、村八分ってやっぱ変。
田舎の結婚圧力は相当で、それに同調しないと友達(と思い込んでた)が一気にいなくなる。「口は災いの元」ということわざどうりね。
教訓をふまえて空気は読むけど、言わないだけで根は変わらない(`・ω・´)キリッ
※ようやく田舎の呪い編完了です!他にもごちゃごちゃ書いてたのは別記事で書きます。