筋肉漫画が面白い(`・∀・´)
昔は筋肉イマイチだった
女系家族で育ったせいか(父親しか男いない)、男臭いものに嫌悪感がすごくあった。
なので、筋肉マンとかいう消しゴムがものすごく小さい頃はやってたのだけど、「なんか男の人ってムキムキで気持ち悪い」ぐらいにしか思ってなかった。
ちなみに愛読書は「ガラスの仮面」でした。体育会系の根性ものはわりと好き。
キングダム
これを読んで筋肉アレルギーがなくなってきた。
中国の始皇帝の話。皇帝になるはずの王子(栄政)が命を狙われ続けたり実母に虐待され続けたりする。
替え玉に使った奴隷の幼馴染の少年(こっちが主人公:信)も、兄弟同然に育った友達には目前で死なれるわ、え?これ普通死ぬよね?正気?みたいな目にバンバン合う。
ついでに戦う女子がたくさん出てきて嬉しい。普通のゆるふわ系もいるけど、可愛い子が多いわ。あと、なぜか栄政の奥様は地味顔です。
平和を作るために戦争して中華統一するというのが、栄政の夢だったりするわけなのだが、がっつり戦の話なのでバトル漫画要素も普通にある。
こういう絵柄はあんま好きではなかったけど、身長より重そうな斧やら剣やら振り回すので筋肉があった方がむしろナチュラル。読んでるうちに「まぁ。。。筋肉もあっていいんじゃね(`・∀・´)」と悟りを開く。
あと、「ムキムキでもイケメン」みたいなのいっぱい出てくると筋肉素敵に見えてきた。
個人的には信より、栄政萌え・李牧萌えです。奴隷というか育ちが悪いのはなんか萌えきれない。
北斗の拳
なんとなく知ってるけど、今更「そういやムキムキが主人公の漫画あったわ」「お前はもう死んでいる(`・ω・´)キリッ」で有名なアレ。
思い出して満喫とかで読んでるのだけど、面白くてイイ(`・∀・´)
雑魚キャラが数十秒で倒されてくんだけど、ブラック企業に面影バンバン。
がっつり格闘技かと思いきや、ツボがテーマの拳法だったりで幼いころのイメージとちょっと違った。
雑魚キャラは、身内を人質にとって奴隷にさせてたりとか、だいぶやばい感じがする。
やる事なすこと言う事全てがブラック企業だなと感じるので、そこも楽しい。
テラフォーマーズ
火星の巨大ゴキブリと人類が戦う話。未来の世界で金が欲しいがために火星まで特殊な手術を受けてゴキブリ退治に行く話。
最初の頃は良かったんだけど、話が続くにつれて収拾がつかなくなったのか現在休載中。
家族の話が良く出てくるんだけど、似た話が続くと若干飽きる。
ミッシェルちゃんと言う金髪の筋肉女子が、熱い性格で読んでていいやつだなと思います。
この3作の共通点
キングダム・北斗の拳・テラフォーマーズと筋肉以外にも共通する要素があります。
それは戦う理由。理由なき暴力と言うのは、そもそも好きではないので「中華を統一して平和にするため」「平和な暮らしの為」「ゴキブリの脅威から守るため」といった明確な理由がこれらにはあるのです。
なので、ただ筋肉が出てて「俺は地球最強だ!!」みたいな漫画はちょっと同じ筋肉漫画でも頂けない口です。
「軍鶏」とかいう作品も進められて読んでみたけど、陰気な主人公が空手を習って云々なストーリーなのですがとにかく暗い。強くなっていく過程と言うのはいいのだけど、目的がなんだかねぇ。わびしい感じがするので私の趣味ではなかったです。
漫画と言えば漫画だけど、希望を持って読める作品のほうが好きかなぁ。
まぁ筋肉漫画ってだいたい主要キャラが死んで命と引き換えに何かを伝えるという形を取るのだけど、意味もなく喧嘩してどうこうってのは駄目っすね。
一番おススメはキングダムかな。 私もある程度有名になってから読んだけど一読の価値はアリですね(`・∀・´)