とある土木女子の日記

ブラック企業や日常のアレコレをつづる日記です。好きなものは旅と猫。

生活保護はお得?

正直者は馬鹿を見て、ズルい人が得をする制度

「健康で文化的な最低限度の生活」を謳って、母子家庭や貧困家庭が対象になるという建前のこの制度。

不正受給がまかり通り「真面目に働くより生保のが得だ」というイメージは根強い。

昔の私は、生活保護を受けるやつはろくでもないと思っていた。

今でもその思いはあるけど、実際に助かってる人も多いし、大きく見るとあの制度はそんなに得でもないなと思う。

 

自分が見てきた生活保護受給者たち

それほど人数は見てないけど、私の見聞き、知る限りでは不幸自慢するろくでもない人オンリー。

昔は楽できていいなと思ったけど、年数が経つとそうでもなさそう。

 

1件目:数年前に担当した現場にいた交通誘導員

月にまとまったお金があるので、そう重病ではないけど週に1度か2度だけ働く。

一人暮らしの爺さんで、書面上ではいろいろと病や障害を患ってる事になっている。

実際に身寄りは息子にも見放されないらしい。賃貸アパートの家賃を踏み倒して払わずにいて、警備会社が面倒を見た。

その後から給料天引きに。勤務態度も座り込んでたり、スマホいじってたりでどうも緊張感がない。

しゃべりかけると調子に乗って不幸自慢が始まる。

 

2件目:学部時代の同級生一家

子だくさんの母子家庭、と言うのが表面上の姿だった。裏の顔は、金持ちの親戚の援助や別れたはずの夫からの援助、タンス預金とかしてたみたい。

子供が全員大学を出たとたんに都心に新築マンションを購入。

うまいことやって身内の資金援助も生活保護取っていたようだ。

生活保護だと医療費がタダとか学費がタダ」とかいろいろ聞いて、嫌な気分になったものです。

 

3件目:学部時代のもやしめがね

浪人して皆より1歳か2歳か年上のでもやしに似た人だった。

高校時代に両親が蒸発して?祖父母と三人暮らしになったらしい。

現役の時は全滅、浪人時代は河合塾だかなんとか予備校通っていたそう。私大も何校か受けてた。それでも生活保護って受けれんのやと思ったものだ。

 

アルバイトも学内で暇な時間だけ、ゆとりある生活を送ってたみたいだ。

車とかは乗ってなかったけど、生活苦って感じもなく、もらえるものはもらっとけって感じだった。

共通科目で隣の席に座られたけど、自分の不幸話を初対面から語りだすからきもかった。

  

生活保護受給者のその後

見てるケースが数件だけど、共通するのは自立して生きてく姿勢はうっすい

人間は一人では生きてけないけど、「国民の権利なんだからあるものは利用しなきゃ損損!!」といって他人や制度を利用する気満々なところが。。。。

 

一応、三例目のもやし君は働いてるけど、いまだ祖父母の家から会社に通ってるみたい。ついでに嫁と子供も寄生してるようだ。

日の当たる生活って言う雰囲気ではない。いまだに不幸自慢・すごい人と知り合い自慢・謎の家族自慢をSNS延々としてる。

 

18歳まで育った田舎町だと生活保護なんて恥ぐらいな意識だったが、都会に来ると不幸自慢の種になるんか!と思った。

 

現在、彼ら生活保護受給者たちを見て思う事

必要な書類を揃えて役所に金を支払わせることができるので、抜け目のない人たちなんだろう。

一応水際作戦とかいうのもあるけど、それをパスする技術もあったのです。

学部の頃の旧帝より落ちる国公立大学にはそういう人達の率が高かったな。大学院の方は金持ちか自分でバイトなりが多かったんで見かけなかったけど。

 

が、年数が経っても彼らの中で自立できた人間はいません。※正社員とか既婚子持ちとかではなくて親族に頼らず生活が出来るかと言う面で。

 

受給者は大勢いるしまっとうな人も居るだろうけど、「生活保護を受けてる私/俺は貧乏だけど偉いんだ!」みたいな主張をしてくるのでイメージが悪い。

年数が経っても正攻法では頑張っても駄目な方々じゃないか。

 

自分で働かなくてもお金が毎月手に入るとその状況になれてしまい、ガッツがなくなるのかな。

もともと能力低めだけど、さらにやる気も奪われる。あったのはズルする能力だけ。

 

生活保護のデメリット

貯金が禁じられてるとか、車の所持が禁じられるとか、行動が制限されるとか細かい規定はあるみたい(一部例外もあるみたいだが)。

だけど、一番のデメリットはやる気を削ぐことだ。

 

こういう人の存在を知ると普通に働いてる人でも「えっセコイやんて」思うはず。私は少なくとも手取りが少ない頃、よく思った。

生活保護をもらってる人らは、職探してるふりでパチンコ三昧しようと、出会い系で男漁りして子供産んでるばっかりでも、衣食住に困らない。

役所から金もらって三大欲求が満たされるんだから、わざわざ苦労するやる気は起きないようだ。

 

こうした制度でお得な暮らしになれてしまうと、国の保護や給付金があることにしか意識が向かなくなる人が多い。

言葉は悪いが、国のお金をもらう事に必死で自分で稼ぐという事をしない人間になるので生活は潤っても精神的に駄目になってる割合が高い気がする。

 

ほんとに病気の人とか身寄りのない人は頼ってもいいけど、得をしたいから国からお金をもらおう、養ってくれるおじさんと結婚して面倒を見てもらってる人間は生きてて張りがないみたいなのよね。

 

私の年代(30過ぎ)になると、自力で生きてける人の方が表情が明るいし若く見える。

生活保護組は(元も含む)制度でお金をもらうことにばかり目が行ってるので視野が狭くなってる感じがする。

 

いまになって「働く喜び」とか「社会貢献」とか言い出されても、若いうちから自分でやるガッツを身に着けてない。

三者的に見てやってる事は、職業訓練で月10万円もらう事には一生懸命。だけど、まっとうな努力は出来なかったりする。

 

自分で稼ぎを得るという心意気や気力が普通の人より薄くなってるのがベースで、社会の中での達成感とかは味わえるまでは稼げない。

ないので「人として」と言う意味では、さほど幸福ではないのかもしれない。

中年にさしかかってそう思うけど、10年ぐらい前まではムカつく存在でした。