40℃の現場は灼熱地獄
そもそも、夏の工事現場はやばい
現場事務所があれば一時しのぎはできても、基本は外仕事。容赦なく太陽が出てる中で重労働がデフォルト。夏は外に立ってるだけでやばいのだ。
何がやばいかって、猛烈な暑さ、それに伴う悪臭&湿り気、体調不良。
大手に居ても中小に居ても、現場は暑くて臭い。
臭いの発生源について「男だらけだから臭いんだw私は悪くないしw」と結論ずけていた。
が、「アレ?私からもあの臭いが。。」と気づいた時のショックは相当なもの(´;ω;`)
しかし暑さについては、やっぱり苛酷な状況下になる。
車の中にスマホを置いておくと「高温注意」と出て固まった。なので故障したらやだしとのことで仕事用ガラケーとスマホの二台持ち。
手が空いたときは、スマホの気温をリアルタイムで確認するのが今週のマイブーム。
今日は40℃を越えた時間帯がありテンションが上がる。※正確には39℃台だったのをアプリが切り上げて表示してたもよう。
40℃で外にいるとこうなる
常に水分が身体から染みだしている。現場で作業したり記録取ってたりなんかしてると気づかないんだけど、昼休憩入った時に上着脱いだらズボンのウエストから尻あたりまでべったり湿る(´・ω・`)
新陳代謝にもよるけど、私は常に顔から汗が噴き出している状態。眉毛は書いても消えるので、日焼け止めも何もしない。ゆでだこフェイスがきもいですが、デフォルトになります。。。あと、滝のように汗が出てる時に顔の塩を舐めると美味しい。
今日なんて朝礼の時点で30度前後あって、午前中で35℃はいってた。暑いなとは思うんだけどやる事やってると慣れてくる。
さすがに直射日光の真下だとフラフラするけど、日陰とか風通しのいい場所にいると38℃とか40℃あっても余裕のよっちゃん。
ただ、たかが数時間で汗かいてくっさくなるのがね。。。昼休憩取れてもオシャンティな店には入れない(´・ω・`)
※毎日お風呂入ってても臭いです。どんなにイケメンでも午前中の3時間で臭みが発生します。
あと35℃ぐらいあったら普通に熱中症にはなります。気温がすごくなくても灼熱状態のアスファルト合材の温度を測り続け休憩なしご飯なしトイレ行けないとかだと、まぁ40℃で対策してる時より駄目っすね。
感覚的には35℃以上だと外で仕事するの自体、あかん感じがします。30℃こえたら現場やらないとかにしたら熱中症なくなるような。
建設業の会社がしてくれる熱中症対策
会社としてやってることは、休憩施設の充実・休憩取らせると個人への熱中症対策グッズの支給ってところですね。大手は無料でやってくれますが、中小以下は自分でやるか領収書で清算って感じです。
ブラック中のブラックはそんなこと気にしませんが、最近人手不足が酷過ぎてよほどでない限り周知はしてるみたい。
スーパーゼネコンだと、ざっとこんな感じでした。
・クーラー付きの現場事務所
・50円のポカリ自販機
・休憩所に扇風機
・氷・塩飴・ポカリ粉などを常備
・空調服の支給
・強制引水、強制休憩(強制的に水を飲ませたり、休憩させる。)
私の熱中症対策(現場では)
・涼しい休憩所→△
現場事務所はない状態なので、現場にはいます。
しかし、出番しか現れなくていいというお墨付きをもらってるので、あとは日陰で休んでます。日陰ないときは風の通る場所で監視。
・熱中症対策グッズ→〇
(経口摂取)
凍らせたポカリやお茶を1日に2リットルは準備。塩飴は、電解質はいってる水分があればいいと思うけど足りないと思う人はなめたらという感じ。
私は常にゆでだこフェイスになってるので、毎日誰かがくれます。
(日光ガード)
ヘルメットの下に汗をかくと冷却させる素材の日よけ(首もカバーできるようになってる)をかぶってる。
空調服も買っていいよと言われたけど、いちいち充電するのも辞める予定なので私が却下。日よけだけで十分。空調服は建築とか閉鎖空間の職人が使えば良いと思う。
・休憩を取る→〇
自分の出番以外は基本動かないという、野生動物の狩りぐらいの気持ちでいると体力をそうとう温存できます。
ワンフォアオールという精神は望ましいのですが、パワータイプでない人間がパワーの必要な作業にしゃしゃり出るのは無駄どころか威力業務妨害。
話が通じるチームであれば事前に打ち合わせで役割分担しておきましょう。通じないと自分で我慢して熱中症になる。※経験済み。
私の熱中症対策(家に帰ってから)
・身体を清潔に戻す
顔と身体から塩が出て張り付いた状態なので、帰宅したらシャワー。その後は水風呂。
猛烈な暑さだと熱が身体に溜まるみたいなところがあるので、女性はあまり体を冷やさない方がいいらしいけど自分の感覚的にこもってるなと感じたらそこそこの温度の水風呂にこころゆくまでつかります。
・水分を落ち着いた状態で補給する
市販のでかい氷で、ポカリやソルティライチをいいグラスで飲むともんすごい贅沢です。一日の疲れがかなり回復する。
・アルコールは取らないで、さっさと寝てよく眠る
ビール好きな人とかは分からないけど、アルコールは疲れた体には毒なのでお勧めしません。酒なしでもとっとと眠りましょう。
40℃でも外仕事はできるけど、対策しないと駄目
今日は冷凍ペットボトル4本、冷却日よけ、適度の休憩とフルで対策を講じたので去年熱中症になった時よりも5度以上の気温でも元気でした。
猛暑でも涼しいポイントを見つけたり、自分でつくっていくという形にもってくのがいいっすね。
会社は熱中症対策してくれたないっけ?と思ったら、そこそこしてたなと思いまとめてみました。