とある土木女子の日記

ブラック企業や日常のアレコレをつづる日記です。好きなものは旅と猫。

悲報 ワイ実家がなくなる

突然の退去勧告

母親から深夜に突然電話が鳴る。絶縁してもう数年アクションを取っていなかった。

※父親と妹とは話が通じるので、今は和解。

 

「私たち3人、11月までに今の家を出なくてはいけなくなった。住んでるけど、取り壊しが決まった。。」

 

どういう事かと思い、翌日早朝に実家に向かう。詳しい事情は妹からLINEにて入手。

 

不審な退去条件におののく実家のメンバー

話をもってきた母親に概要を確認すると、妹に確認したのとほぼ同じでこうだった。

 

「借家の土地を売却したいので3ヶ月以内に立ち退け、立退料は8万円のみ。」

 

昨日、のほほんとガーデニングしてたら、大家に突き付けられたそうだ。

それを本気にする専業主婦の疑わない母親。緊急事態なため、私に電話が入った模様。

※この時点できな臭い香りがする。

入居とか退去とか、重要な事項は契約者本人に口頭か内容証明で通知するのでは?

 

どこかおかしいと思ってるようだが、大家さんのいう事だからとみんなは信じたよう。

「住んで長く世話になったしな」という父親。「結婚までは実家にいると思ってたのに」と残念そうな妹。

2人は私が電話を受ける前に母親から聞かされていて、不動産屋に翌日の朝から向かおうとしていた。

 

ただ一人疑いを持った私

実家の面子はこうして移住の準備を進めていたが、私はとても疑いを持った。

両親が結婚したころから住んでるのだから、かれこれ40年は住んでる貸家を3ヶ月で出ていけという事が法律的にどうなん?

道路とか作るときに立ち退く時って、前々から告知があるしお金も結構もらえるから。

 

私は専業主婦の母親に虐待を受けていたので、実家暮らしの方が得でも自立できる条件が揃うと「なんか窮屈なんでとっとと出よ」と、一日で引っ越し先を見つけ父親に保証人になってもらい激安アパートで暮らしだした。

 

実家にいる時は父親・母親の考え方が正しいとされてきたが、完全に外としか接触がないと「けっこう間違うてるし、知識がないのを食い物にされているな」と思うようになった。

そんなこんなで、私は途中から優しいホビット族ではなく、疑う武闘派に成長した。

 

当日朝に今から向かう旨と、契約書一式を準備しておくように指示。

 

契約書と現地確認で父親と妹の目が覚める

もう40年も住みついているのに、3ヶ月で退去は不自然と思い、直近の賃貸契約から確認していく。

※細かくは後日にまとめるが、家賃滞納ゼロ・契約期間更新したばかり、借り手側の過失はなさそう。

 

家族会議の結果、私が母親と妹を連れて話を再確認することに。

テンションとしてはあくまで「久しぶりに帰省したら、実家がなくなる。それも3ヶ月以内に退去と聞いて心配になった都会の娘」という設定だ。

 

あくまで、不誠実な大家に殴り込みをかけるという目的ではない。ゼッタイに喧嘩をしてはいけない、といわれ現場に向かう。

契約者は父親なので私は出しゃばらないようにわきまえてる。そんなわけで、偵察にむかうのであった。

続く。